2008年 05月 21日
荒地の恋 |
先日、始めて入った美容室のスタイリストさんと、有名人の恋愛遍歴について話が盛り上がった。
暫く続いた談笑の後、そのスタイリストさんが私に、「○○さんは燃える様な恋の経験がおありですか?」と、おもむろに尋ねてきた。初対面にしてはちょっとストレートな質問に戸惑いつつも、「これからです。」と、答えてしまった。(笑)
熟年男性の激しい恋愛、離婚を描いた小説、「荒地の恋」が昨年秋の発売以来、話題になっているそうだ。
夕刊を覗くとその作者のねじめ正一さんのインタビュー記事が載っていた。
「荒地の恋」の主人公は実在の詩人で会社員でもある北村太郎。
長年家族の為に働き、会社の定年を一年後に控え、詩作で自分に何か足りないと感じたとき、親友の妻と恋に落ち、家族を捨て、詩作に励む。
戦後詩の荒地グループの詩人、北村太郎が仲間の奥さんと道ならぬ恋に走ったという実話である。
荒地派の北村太郎、田村隆一、その妻の和子さんのことをネットでさらっと調べてみたところ、俗に言う、ただの不倫劇とは思われない関係性が浮き彫りになった。それに北村太郎の作品自体、とても素敵に感じたので、今度は「荒地の恋」を読んでみたいと思った。
ねじめさんは、我々団塊の世代にとって、こんな生き方はあこがれ。ただだれにでもできることではない、やれるもんならやってみなという感じがしますね。と言っていた。
更に今年3月、「熟年離婚にもの申す」を刊行。安易な熟年離婚に警鐘もならす。
相方に、「こういうの、あこがれ?」と、聞いてみる。
すると「うん。」と一つ返事がかえって来た。
私は美容室であんな風に答えたものの、夫との行く末、”チャーミーグリーン”な世界を垣間みるのも捨て難い。
「ふーん、私を捨てられるんだっ。」
「う〜ん、でも、どうしよっかなぁ〜......」
相方の思案は当分続いていくことだろう。(笑)
折しも、先週の金曜日は私たちの結婚記念日だった。
お祝いに、ささやかではあるけれど赤い薔薇を飾ってみた。
by tuyuno
暫く続いた談笑の後、そのスタイリストさんが私に、「○○さんは燃える様な恋の経験がおありですか?」と、おもむろに尋ねてきた。初対面にしてはちょっとストレートな質問に戸惑いつつも、「これからです。」と、答えてしまった。(笑)
熟年男性の激しい恋愛、離婚を描いた小説、「荒地の恋」が昨年秋の発売以来、話題になっているそうだ。
夕刊を覗くとその作者のねじめ正一さんのインタビュー記事が載っていた。
「荒地の恋」の主人公は実在の詩人で会社員でもある北村太郎。
長年家族の為に働き、会社の定年を一年後に控え、詩作で自分に何か足りないと感じたとき、親友の妻と恋に落ち、家族を捨て、詩作に励む。
戦後詩の荒地グループの詩人、北村太郎が仲間の奥さんと道ならぬ恋に走ったという実話である。
荒地派の北村太郎、田村隆一、その妻の和子さんのことをネットでさらっと調べてみたところ、俗に言う、ただの不倫劇とは思われない関係性が浮き彫りになった。それに北村太郎の作品自体、とても素敵に感じたので、今度は「荒地の恋」を読んでみたいと思った。
ねじめさんは、我々団塊の世代にとって、こんな生き方はあこがれ。ただだれにでもできることではない、やれるもんならやってみなという感じがしますね。と言っていた。
更に今年3月、「熟年離婚にもの申す」を刊行。安易な熟年離婚に警鐘もならす。
相方に、「こういうの、あこがれ?」と、聞いてみる。
すると「うん。」と一つ返事がかえって来た。
私は美容室であんな風に答えたものの、夫との行く末、”チャーミーグリーン”な世界を垣間みるのも捨て難い。
「ふーん、私を捨てられるんだっ。」
「う〜ん、でも、どうしよっかなぁ〜......」
相方の思案は当分続いていくことだろう。(笑)
折しも、先週の金曜日は私たちの結婚記念日だった。
お祝いに、ささやかではあるけれど赤い薔薇を飾ってみた。
by tuyuno
by bricolage
| 2008-05-21 18:52
| Slow Life